人間の愚かさと優しさ 「ふがいない僕は空を見た」 - srpの路地裏

人間の愚かさと優しさ 「ふがいない僕は空を見た」

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ふがいない僕は空を見た/窪 美澄



高校一年の斉藤くんは、年上の主婦と週に何度かセックスしている。
やがて、彼女への気持ちが性欲だけではなくなってきたことに気づく…。
R-18文学賞大賞、山本周五郎賞W受賞作。
映画にもなっているふがいない僕は空を見たを読みました。

性を題材にした作品をいくつか読んだ事はありますが
読み終えた感想は、人間の愚かさと優しさがとても伝わってきます。
終始、重苦しい雰囲気で話は進んでいきますが…
各章事に、スポットを当てられた人物視点で文章が進むので
他の章では語られなかった部分や思いが繋がると
点が線で結ばれる感覚と同じで
とても面白くなってきます。

ですが…
読んでいて心はスゥーっとはしません。
ある種のモヤモヤが残る作品です…。
私が10代だったらまったく理解出来なかったと思います。
また自分が親となった視点からこの作品を読むとまた違うと思います。

とても人間味のある話で
タイトル通り
スカッとはしませんが、こういう作品はとても好きです。








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